人はなぜ行動を起こすのでしょうか?
人を行動させ劇的にパフォーマンスを上げるにはどのようにすればいいのか?
例えば、長年同じ課題に取り組んでいる人をまわりにいたら思い浮かべてみてください。
課題とはダイエットやドラッグ、恋愛や家族との不仲や先細りの会社などです。
問題を取り組んでいる本人たちは口を揃えてこう言います。
「誰かの助けを借りたい」 「今度こそ同じ失敗は繰り返さない」
・・・・・
しかし、結局彼らのすることは反復行動にしかならず、問題を解決することができません。
その答えは、繰り返しその問題と戦い続けるのが彼らの未来だからです。
ときには成功して、時には失敗する。だが、常に問題と戦っている。。。
どうして改善できないのでしょうか?
改善しようといくら踏ん張ったって、関連本を読み漁って実行しても、彼らの「設定された未来」の中では、先が見えているのです。
そこにパフォーマンスを向上させるキーは眠っていません。そこに必要なのは、さらなる改善や問題に対する解決策の提示ではありません。
本書はこういったパフォーマンスを向上させたいけど、なかなかうまくいかない人のために、パフォーマンスを劇的に向上させるための状況を作り上げる本です。
『スティーブ・ザフロン』プロフィール
組織のパフォーマンス向上を目的とした大規模ビジネス戦略の構想と導入を行うグローバル・コンサルティング企業ヴァント・グループの CEO。同グループはこれまで、20カ国300以上の組織を対象に戦略を指揮してきた経験を持つ。クライアントには、アップル、グラクソ・スミスクライン、ジョンソン・エンド・ジョンソン、ハインツ北ヨーロッパ、リーボック、ノースロップ・グラマン、BHPビリトン、ペトロブラス、テレマール・ブラジル、 ポラスグループ(日本)がある。経験豊富な国際コンサルタントとして、さまざまな経営幹部らとともに世界10万人以上を対象にプログラムを行ってきた。組織変革の専門家として、ハーバード・ビジネス・スクール、ロチェスター大学サイモン・スクール・オブ・ビジネス、南カリフォルニア大学マー シャル・スクール・オブ・ビジネスにおいて講演も行っている。
また、ランドマーク・エデュケーションの上級役員および取締役でもあ る。同社においては、10万人以上が参加したザ・ランドマーク・フォーラム のデザインにおいて指揮をとった。
シカゴ大学修士、およびコーネル大学からはマグナ・カム・ロード(成績優秀者)を受賞している。スキーとジョギングをこよなく愛し、武道にも通じ、クラシック音楽ではクラリネット、ジャズではサックスを演奏する。妻とともにフロリダ州マイアミ在住。ロサンゼルス在住の息子が1人いる。