突然ですが、みなさんは楽器弾けますか?
沖縄に住み始めて5年のわたしは、ギターはかじっていますが、何かしら沖縄人として何か始めてみよう!
と思い、とある沖縄らしい楽器をはじめてみることにました!!
そう!みなさんご存知「沖縄三線(さんしん)」です♪♪
三線て3本の弦でできている弦楽器なんですが、三線てそもそもどのような歴史があるのか?
気になったので、沖縄に入ってきたルーツから三線という楽器を掘り下げていこうと思います。
沖縄三線の歴史はおよそ600年!
沖縄は日本に属する前は琉球王国として東シナ海の中心に位置している地理を生かし、盛んに東アジア周辺の国と古くから交易を重ねてきました。独立国家として琉球王国は東アジアでとても栄えていましたが、14世紀末に中国福建(現在の福建省)からの渡来人「閩人三十六世」によって、三線の原型となったとされる楽器「三絃(サンスェン)」が持ち込まれました。
その後15世紀に入ると、当時の王「尚真(ショウシン)」が士族の教育の一環として奨励し、その後琉球から大和に持ち込まれ、三味線になり伝承されたといわれています。なんと!日本の文化の三味線は沖縄の三線にあるっていうのが衝撃ですね!
琉球王朝の行事ではなくてはならない存在に!
17世紀に入ると、三線を宮廷楽器として正式に採用して他国からの歓迎やめでたい行事などに使用するようになりました。それと同時に三線奏者や製作者、それを管轄する役人を設けることで、より優れた職人を育て、優れた三線が生まれてきました。そのころから琉球では組踊りなどに代表される歌舞芸能が盛んに行われるようになり、三線も宮廷楽器における非常に重要な役割を担う楽器としての地位を確立することができたのです。
三線の魅力とは
三線は沖縄の人にとっては切っても切れない存在で、歴史的にも文化もすべて三線と一緒に発展してきた最も親しみのある楽器といっていいでしょう。そんな三線の魅力とはなんでしょうか?考えてみました。
●沖縄を感じさせる音色
三線の魅力のひとつに必ずあるのが、この3本の弦で奏でる音色ではないでしょうか(^^)/
誰もが三線の音を聞くと必ず「沖縄」を感じることができます。それはなぜでしょうか?僕もいろいろ考えてみたのですが、過去の偉大な沖縄出身のアーティストの方々が広めてきたからではないでしょうか♪
代表的なのはTHE BOOMの「島唄」ではないでしょうか、さらにBEGINの「島人ぬ宝」や「涙そうそう」、HYやかりゆし58、最近はauのCMで話題となった「海の声」でしょうか。
音色を聞くだけで沖縄っぽさが出るって、めちゃくちゃすごいことじゃないですか!?
こんな楽器を知らないと、弾けないと勿体ない!!と、純粋に思ったので、始めちゃいました。
今は海の声を弾きながら少し歌えるようになりました(ヘタクソですが)♪
いろいろネットで調べて、読谷村にある三線工房ASOVIVAの初心者セットがあったので、そちらで購入しました(^^)/
初心者にもわかりやすく、DVDや教則本もついたセットなので、三線を今から始める人はオススメですよ~☆
下記にリンクを貼っておきますので、ぜひチェックしてみてください。